RVMでRubyの環境を整える時にやっておきたいこと

Rails 3でjQueryを使おうとしたらOpenSSLで躓いてしまったので
同じところで転ばない様に
Rubyの依存パッケージもRVMでインストールしてたら良いよ、というエントリ.

# やり直すとコンパイル待ちがとっても長くて心折れます :-(

前提

rvm導入済み前提です.導入方法は エントリ一覧 を参考にどうぞ.

依存パッケージ導入

rvm でインストールできるライブラリは

readline, iconv, curl, openssl, zlib, autoconf, ncurses, pkgconfig, gettext, glib, mono, llvm, libxml2

と数多いので、用途に合わせてひとつずつ導入できます.
それもめんどいやーという場合、
REE (Ruby Enterprise Edition) 向けの ree_dependencies オプションを使うと便利です.
zlib, ncurses, readline, openssl iconv を一気に導入してくれます*1

$ rvm update --head # rvm 自体を更新
$ rvm reload
$ rvm package install ree_dependencies

注意

Macの場合、openssl回りでエラーが報告されています.
パッケージインストールから転ぶ可能性ありです.rvmのgithub

Ruby 入れ直し

導入したパッケージを使ってRubyを動かす場合、インストール時にオプションでパスを渡す必要があります.
ree_dependenciesで入れたパッケージ全てを指定する場合こんな感じです.

これもシェルスクリプトにして手間を省くと幸せかも :-)

$ rvm install 1.9.2 -C --with-readline-dir=$rvm_path/usr --with-iconv-dir=$rvm_path/usr --with-zlib-dir=$rvm_path/usr --with-openssl-dir=$rvm_path/usr

*1:インストール処理はそれぞれ個別ですが、コマンド一つで導入できるのが便利