Mac OS X LeopardでAccessFileName指定

Ruby製のwikiクローンHikiを使いたくてMacBookに導入を試みたところ
どうしても.htaccessの内容を読み取ってくれずにハマったのでメモです.*1

前提

  • 設定ファイルは/etc/apache2/*2以下にある
  • ユーザ毎のディレクティブを使いたい場合はhttpd.confのコメントアウトを外しておく
    • /etc/apache2/users/ユーザアカウント名.confを用意する

先に結論
/etc/apache2/httpd.confの450行付近

# Include /private/etc/apache2/extra/httpd-default.conf

のコメントアウトを消してApacheを再起動*3すれば.htaccessが機能します.

どうやら、設定毎に/etc/apache2/extra/以下にファイルを分割して管理してあるようで,
初期設定では個々のファイルをIncludeする行がコメントアウトしてありました.


ユーザディレクティブのOptionsやAllowOverrideを「All」にしているのになんで.htaccess読まんのー?というのが事の発端でしたとさ.

蛇足

ユーザディレクティブを有効にするには,
/etc/apache2/httpd.confの以下の行のコメントアウトを外して,

Include /private/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf

/etc/apache2/usersに「アカウント名.conf」を用意し,内容を以下のように書けば、
とりあえず/Users/hoge/Sites/にあるサイトがブラウザで確認できるようになります*4


Options All
AllowOverride All
Order allow,deny
Allow from all

*1:Leopardの設定なので、Snow Leopardで変わっているかは関知しません

*2:実際はエイリアスなので、本体は/private/etc/apache2/にあります

*3:システム環境設定 > 共有 > Web 共有 を切/入 が近道

*4:OptionsやAllowOverrideの設定はそれぞれの好みで.