たのCoco (8) Part 3 Lesson 11

たのCoco通し読みの続き.

Lesson 11ではRSS Readerのサンプルを作ります.
一つのURLを読ませて,フィードをテーブル表示するシンプルなアプリケーションです.

# web開発を離れるとぐっと難しく感じるよ...慣れって恐ろしい.

このLessonはひたすら写経です.
XcodeやInterface Builderの操作解説があるくらいで,
コードの解説は一切ないから驚き.
どうやらこのLessonで作ったものを以降の章で解説していくようだ.

ガベージコレクタの設定だけがちょっと入り組んでいたので
キャプチャ*1を取ってみた.

ガベージコレクタの設定手順
  • Xcodeの「グループとペイン」ツリーにあるターゲットを展開
  • プロジェクト名と同じRSS Readerをダブルクリック

  • 「ターゲット" RSS Reader"の情報」というウィンドの「ビルド」を開く
  • 「すべての構成」「すべての設定」として"Objective"を検索
  • Objective-C Garbage CollectionをRequired*2に設定

今後はメモリ管理をガベージコレクタ任せにするらしいので,
Cocoa入門者はガベージコレクタ使ってけってことですかね*3


ここまでの設定が終われば,

  • クラス宣言で必要な変数(IBOutlet)とメソッド(IBAction)を用意
  • Interface buliderでGUIを作って,インスタンスと結ぶ
  • ひたすらメソッドを写経!

で出来上がり.

よっぽどのタイポをしなきゃアプリケーションができちゃってます.
# これだけ本任せなら当然かw

写経してみたところ,
RSSフィードの種類によって分岐しているだけで
重複するコードがたくさんあるので,
以降で構造化->抽象化すればすっきりするはず.
最後まで通してからリファクタリングを考えてみるとします.

次のLessonはメモリ管理について.
まだ過渡期にあるらしいことなので,
今からCocoa追う自分にとっても楽しめそうなところです.

*1: [http://www.columbia.edu/~slc2111/:title=Screenshot Plus]の操作がなんだか心地いい.

*2: -fobjc-gc-only: ガベージコレクタでのメモリ管理だけ

*3: Tiger以前を切り捨てるなら