DotCloud ベータの初期設定をしてみた

Webアプリケーションホスティングサービスの DotCloud ベータ版の招待が届いたので
初期設定だけしてみました.

Ruby使いにはHeroku があれば良いのだけれども,
先日あったAWSの障害によってダメージがあったこともあり*1
複数のサービスを触っておいたほうが良いかなと思ってます.
「多様性は善」って言うし*2
# DotCloudもAmazon EC2上にあるらしいのだけど*3

ベータ版申込み

メールアドレスを登録するだけ.
自分の場合,5月8日に申し込んで13日には招待が届いたので,
一週間も待てば招待が届くと思います.

下準備

DotCloud を操作するツールはpythonのeasy_install を使うので,
Pythonのインストールが前提です.

また,dotcloud内にアクセするためにsshも必要です.

Mac (Snow Leopard)

OS同梱のpython (2.6.1) を使えばOKです.
easy_install もすでに入っています.

Ubuntu 11.04

初期状態で入っているPython (2.7.1+) を使えばよいので,
easy_installを使えるようにpython-setuptoolsをインストールします.

$ sudo apt-get install python-setuptools

設定

ターミナルからeasy_install でインストール後,APIキーをセットしておきます.
APIキーは https://www.dotcloud.com/account/settings で確認できます.

$ sudo easy_install dotcloud
$ dotcloud
Warning: ~/.dotcloud/dotcloud.conf does not exist.
Enter your api key (You can find it at http://www.dotcloud.com/account/settings): APIキーを貼り付ける

あとは任意のアプリケーション名を設定して
好みのタイプ*4コンポーネントを配置して,
用意していたコードを送り込むだけ.

$ dotcloud create ramen
$ dotcloud deploy --type python ramen.www
$ dotcloud push ramen.www ~/work/ramen/www

http://www.ramen.dotcloud.com/

がサービスのURLです*5

チュートリアルの例だと"ramen"という名前で用意しています.
このアプリケーション名がdotcloud内で重複しないようにとのこと.

あとは運用に載せたいサービスを用意するだけです.
自分は手始めにredmineをセットしてみようと思っています*6
あまりに簡単で拍子抜けしました :-)

DotCloud のチュートリアルでは読みにくい方は以下が参考になります.

http://wiki.harapeco.org/index.php?DotCloud

*1:http://journal.sooey.com/130

*2:http://jp.rubyist.net/magazine/?0015-ForeWord

*3:http://docs.dotcloud.com/faq/#where-is-dotcloud-hosted

*4:PHP,Ruby, Python などなど.http://docs.dotcloud.com/components/

*5:任意のドメインを割り当てることもできます

*6:gitが入っていたし