Ruby on Rails / Mac OS X tiger

Rubyまわりがずいぶん賑やかなようだ.
今年のカンファレンスが日本で開催されたこと,
ハードウェアスペックが高くなり,
Rubyの欠点である処理の遅さ(とはいえ相対比較)を相殺できるようになったこと,
こんなところが理由らしい.
もちろん,それ以上に使い勝手が良くて人間にとって読みやすいコードだから
というのが大前提にあるのだろうけど.

以前に,Ruby on Railsに手を付けていたけど
そのアジャイル*)っぷりに匙を投げていたので
再挑戦してみようと思い立ってMacBookで環境を整えてみることに.

# *) さっとコードが生成されるものの,
# その規約とルールの内容を噛み砕けなかったのよ.

ruby, irb自体は既にmacosxに導入されているので
とりあえずはヴァージョンを気にせずそれを使うことに.
# ruby 1.8.2 , irb 0.9

パッケージ管理のためにrubygemsを下記のサイトからダウンロード.
インストーラーに従い導入.
http://www.rubygems.org/

で,rails

% sudo gem install rails --include-dependencies

とするだけであっさり導入完了.
Rails 1.1.6がいとも簡単に手に入る.

さらにRailsで使いたいライブラリを導入しようと調べていたら,
sqlite3-rubyはmac上ではおかしなコードが入る可能性があるらしい.
(参照:ライド・オン・Rails
それを解決するには,Darwin Port 経由でswigを入れておけとのことなので,
Darwin Portも導入することに.
Darwin Port
http://darwinports.opendarwin.org/getdp/

ここではたと気づく.Xcode入れてなかった.
慌ててインストールDVDを引っ張りだしてインストール.
気を取り直してDarwin Portを上記サイトから落としてきて導入.
# 最近はなんでもインストーラー付きの様子.

早速Darwin Port 自体をアップデートし,

% sudo port -d selfupdate

swingの導入.

% sudo prot install swig

その後,sqlite3-rubyを入れてみる.
ついでに,多言語化のためのRuby-GetText-Package
ユーザ認証機能のlogin_generatorも入れてみる.

% sudo gem install sqlite3-ruby
% sudo gem install gettext
% sudo gem install login_generator

ちなみに,sqlite3-ruby, gettext は導入するヴァージョンを聞かれる.
# リストの中から該当する番号を選び入力するだけ.
ここでは(ruby)と記名のある最新のヴァージョンを導入.

とまぁ,ある程度環境が整ったので
サンプルがてらにスケジュール管理アプリでも作ってみるか
というのはまた続き.