RVMでMacにも複数のRuby環境を!(3) # Leopard

前のエントリまででMacにRVMを導入して,
ruby 1.9.1と最新開発版をインストールできたので,
お試しで操作してみます.

プログラミングRuby 1.9 −言語編−

プログラミングRuby 1.9 −言語編−

使うバージョンを指定

使うバージョンを指定するには以下のように指定する,たったこれだけ.

$ rvm use 1.9.1
Using ruby 1.9.1 p378
$ ruby -v
ruby 1.9.1p378 (2010-01-10 revision 26273) [i386-darwin9.8.0]

初期状態ではrubygemsにパッケージが無いので,
適宜必要な物をインストールします.
これは使うrubyのバージョンごとにする作業なのでバッチとしてまとめておくと良さそうです.

デフォルトバージョン指定

常時使うバージョンを指定しておきたいときは以下のようにします.

$ rvm 1.9.1 --default
確認

Default Ruby が追加されていることが分かります.
# ちなみに今使っているバージョンに "=>" がついています.

$ rvm list
rvm Rubies

=> ruby-1.9.1-p378 [ i386 ]
   ruby-head [ i386 ]

Default Ruby (for new shells)

   ruby-1.9.1-p378 [ i386 ]

System Ruby

   system [ ppc i386 ]

RVM アップデート

RVM自体をアップデートする場合,
gitでpullして再度インストール...でも可能ですが,
もっと便利なオプションがあります.

$ rvm update --head
$ rvm reload

githubから最新版のソースを取得して
インストールするところまで賄ってくれます.