Snow Leopard でrvm 環境を整えなおした

外付けHDDの初期化やらBoot Campの作り直しをしていたら
Snow Leopardの領域まで吹き飛ばしてしまったのは4日前 :-(

以前書きためてた Macでのrvm(Ruby)環境整備のエントリ内容が古くなってきたので
改めて更新しておこうと思います.

前提

Xcode 4同梱のgitを使っています.
Xcode 3 を使っている場合はMacportsなどでgitを入れるといいよっ!

前準備

rvmのパスを設定するために.bashrcが必要なのですが,
OSインストール後はターミナルの設定がまるっきりないので
.bash_profileと.bashrcを用意します.
ちなみに .bash_profile は.bashrcを呼ぶだけにしています.

$ echo source \~/.bashrc > ~/.bash_profile
$ touch ~/.bashrc

rvm インストール

ターミナル上で下記のコマンドをペーストするだけ.
最新版のrvm が手に入ります.

$ bash < <(curl -s https://rvm.beginrescueend.com/install/rvm)

.bashrcがあればパス設定も書き込まれるのですが,
万一書き込まれない場合は
rvmインストール後のメッセージにある以下のような設定を.bashrcに追記します.

[[ -s "/Users/ユーザ名/.rvm/scripts/rvm" ]] && source "/Users/ユーザ名/.rvm/scripts/rvm"

無事パスが入ったら.bashrcを読み直し

$ source ~/.bashrc

readline インストール

irbを使うときに readline がないととっても不便なので先に入れておきます.
# readline無しだとirbを使うたびに警告が出るみたいです.

$ rvm package install readline

合わせて,各バージョンのrubyをインストールする際の
オプション設定にreadlineをセットしておきます.

$ vi ~/.rvm/user/db
# ↓追加する内容
ruby_configure_flags=--with-readline-dir=/Users/ユーザ名/.rvm/usr

ruby の各バージョンをインストール

自分の環境では以下のバージョンを入れました :-)

$ rvm install 1.9.2         # rails3 や普段使い用
$ rvm install ree            # redmine のために入れておく (with rails 2)
$ rvm install jruby         # android連携とか.
$ rvm install macruby   # mac用のちょっとしたアプリ開発に

おまけ

gemset

別エントリでまとめました.

rvm自体のアップグレード

インストールしたいrubyのバージョンがないときは
rvmのバージョンが古いことが考えられます.
そんな時は以下のようにrvm自体をアップグレードします.

$ rvm get head
$ rvm reload
その他よく使うコマンド類
$ rvm list   # インストール済み一覧を確認
$ rvm list known # インストールできる一覧を確認
$ rvm use バージョン  # バージョン切り替え
$ rvm gemset create セット名 # 特定のgemの組合せを用意する場合に使用
$ rvm use バージョン@ジェムセット名 # gemセットを指定して利用する場合