RVMでMacにも複数のRuby環境を!(1) # Leopard
Rubyの異なるバージョンを導入、管理できるRVMを導入したのでメモです.
このエントリはRVMのインストールまでを書き残しておきます.
- 作者: 濱野純(Junio C Hamano)
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 単行本
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以前UbuntuでRVMを導入したとき*1と違う点は以下の通りです.
環境
readlineをインストール
Mac付属のreadlineでは、日本語入力できない難点*3があるので,
MacPorts*4でreadlineをインストールします.
$ sudo port install readline
インストールしたreadlineのバージョンは以下の通り.
readline @6.1.000_1+darwin (active)
ちなみに,MacPortsでインストールしたソフトは/opt/localに展開されます.
rvmでrubyを導入する際に使うので要チェック.
git インストール
導入手順の情報はたくさん見つかるのでgoogleの検索結果で割愛.
ユーザ名やメールアドレス、無視リストなどを設定しておくと後で楽できます.
http://www.google.co.jp/search?sourceid=chrome&ie=UTF-8&q=mac+git
RVM インストール
RVMで導入したrubyは,
~/.rvm
で管理するのでディレクトリを用意します.
また,RVM自体もこのディレクトリ内に設置していきます.
$ mkdir -p ~/.rvm/src/ $ cd ~/.rvm/src $ git clone --depth 1 git://github.com/wayneeseguin/rvm.git $ cd rvm $ ./install
インストール成功後のメッセージににあるパスを
.bashrcか.bash_profileに追加,シェルの設定を再読み込みしておきます*5.
if [[ -s /Users/hogehoge/.rvm/scripts/rvm ]] ; then source /Users/hogehoge/.rvm/scripts/rvm ; fi
ここまででRVMのインストールは終了です.
ためしに現行のrubyの情報を見てみると
$ rvm info system: system: uname: "Darwin macby.local 9.8.0 Darwin Kernel Version 9.8.0: Wed Jul 15 16:55:01 PDT 2009; root:xnu-1228.15.4~1/RELEASE_I386 i386" shell: "bash" version: "3.2.17(1)-release"
こんな感じです.