rvmでruby-headを導入してみた. # Ubuntu 10.4 Lucid Lynx

gihyo.jpのRuby Freaks Lounge*1
を見ながらRvmを導入して見たのでメモです.

追記

aptで導入するrubygemsはパスなど特殊な扱いなので、
rubygemsだけはソースからインストールしたほうが良いです。

改めて書き直したエントリ を参考にしてください*2.

前準備

ruby

ベースとなるrubyは1.8.7環境で導入しておきます.

$ sudo apt-get install ruby irb rdoc rubygems
インストール環境

subversionとコンパイル環境が必要なので,あらかじめインストールしておきます.

$ sudo apt-get install subversion
$ sudo apt-get install build-essential automake bison

Rvm インストール

簡易的に導入するためにrubygemsからインストールします.

$ sudo gem install rvm

インストール後にrvm-install スクリプトを走らせます.
ユーザ単位で使うので,sudo はつけません.

$ /var/lib/gems/1.8/bin/rvm-install

成功するとメッセージ文末がこんな感じ.

Installation of RVM to /home/hogehoge/.rvm/ is complete.


メッセージ内に,.bashrc か.bash_profile に以下を追加するようにと書いてあるので,
.bash_profile を用意します*3

if [[ -s /home/hogehoge/.rvm/scripts/rvm ]] ; then source /home/hogehoge/.rvm/scripts/rvm ; fi

追記したら改めてターミナルに読み込ませておきます.

$ source ~/.bash_profile

ruby-head(最新のバージョン) をインストール

$ rvm install ruby-head

コンパイル処理などにそれなりの時間はかかりますが,
その間に調べ物などしてやり過ごしておきます.

$ rvm list # インストール済みの一覧を調べて
$ rvm use ruby-head # 指定

とっても簡単に導入できました.
あとは使ってみて気付いたことがあれば紹介していきたいと思います.

*1:http://gihyo.jp/dev/serial/01/ruby/0039

*2:rvmのバージョンも上がって様子が変わっています

*3:Ubuntu だと.bashrc が予めたくさん書き込まれて用意してあるので,切り分けるために.bash_profile に書いてます